2014年6月20日金曜日

意図的なピアサポート(IPS)第9回勉強会のお知らせ



意図的なピアサポート勉強会を、下記の日程で開催します。


日時     平成26年7月14日(月)
       13:30〜15:30(受付 13:15〜)

場所     三重県庁伊賀庁舎4階第6会議室
       三重県伊賀市四十九町2802
       伊賀鉄道伊賀線 桑町駅より徒歩10分

地図     こちらをクリック

参加費    無料

お申込みと  社会福祉法人伊賀市社会福祉協議会
お問合せ   電話:0595-21-9671(お問合せは担当:寺田まで)
       FAX:0595-26-0002

お申し込み  7月11日(金)までに、
方法     上記の電話、FAXにてお申し込みください。


チラシと   こちらをクリックしてダウンロード
参加申込書


★意図的なピアサポート(Intentional Peer Support: IPS)では、お互いの成長をもたらすような関係性・会話のあり方を考えています。一緒に学び成長する、お互いに変化し、支えあい、ときには挑戦し合える良い人間関係に作り方をみんなで学びませんか? 「ピアサポートって何?」という方でも問題なく参加できます。どうぞお気軽にご参加くださいませ。



主催   ぴあサークル心愛 
     三重県立看護大学 
     社会福祉法人伊賀市社会福祉協議会
共催   伊賀圏域障がい者福祉連絡協議会精神障がい者地域移行部会
     伊賀市自立支援協議会精神保健部会 
     名張市障害福祉連絡協議会精神保健福祉部会


2014年6月13日金曜日

第1回三重県当事者会連絡会議を開催しました


6月10日の午後、第1回三重県当事者会連絡会議を開催しました。当日は蒸し暑い日でしたが、県内当事者会の代表などが参加して下さいました。

最初に今年度の当事者会連絡会議の活動趣旨について確認をしました。精神障害者当事者の医療・行政に関する要望書を県の担当部署に提出することをめざし、当事者のニーズを集約することが目標です。今年度は、さんかれんが県に家族の要望書を毎年11月頃に提出するのに合わせ、作業を進めていくことになりました。

会議では、アンケートの配布方法や、アンケートの項目、今後の作業の計画について検討がなされました。記入する人にアンケートの趣旨が伝わりやすいようにする表現や、記入するスペースを確保するためのレイアウトの工夫についても話し合いました。

また、メンバーの日頃の当事者会の活動で感じていることや、地域生活における行政への要望についても意見交換がなされました。当事者として感じることは多岐にわたり、予定していた時間を過ぎているのにも気づかない程、充実した時間となりました。


終始和やかな雰囲気で、いろんな話でも盛り上がりました♪


 
 6月下旬にはアンケートの配布準備を終えて、7月中に当事者会を通じてアンケートを配布する予定です。三重県の当事者が希望をもって安心して生活できる地域づくりをめざし、精神保健福祉に関連する医療・福祉・行政に関するみなさんのご意見をどしどしお寄せください。




2014年6月12日木曜日

ピアサポート通信をダウンロードできます

これまで発行した『ピアサポート通信』が、このブログからダウンロードすることができるようになりました。


『ピアサポート通信』では、2012年7月より、みなさんと行ってきた勉強会や研修会などのご案内やご報告、皆さんからいただいたご感想を掲載してきました。せっかく発行したものの紙にとどめておくのももったいないと思い、このたびPDFファイル版をこのブログからダウンロードできるようにしました。


ダウンロードの仕方は次の通りです。

  1. このブログの右側のサイドバー(こっち→)に、「ピアサポート通信バックナンバー」という表示があります(検索窓の下です)。
  2. この表示の下に、バックナンバーのタイトルが発行日順に並んでいます。
  3. 目的のタイトルをクリックしますと、PDFが表示されます。
  4. 画面右上方にある「ダウンロード」というボタンをクリックしますと、ご使用中の端末にダウンロードすることができます。


2014年6月5日木曜日

第8回勉強会を開催しました




 527日火曜日、「意図的なピアサポート(IPS)勉強会in三重」の第8回勉強会を行いました。津市丸之内にあるスタジオピアを会場に、20名ほどの皆さんで2時間ほど、意見交換とディスカッションをおこないました。




 勉強会は、IPSワークブックからの引用について意見交換をすることからはじめました。その引用には、とても対照的な形で語り手の困難の経験が語られていました。一方の語りは専門的な言葉が数多く用いられながら簡潔で、もう一方の語りは語り手自身の思いや気持ちが詳しく述べられていました。

 このようにふたつの語りについて意見を出しあうことを通じ、どうやらこのふたつの語りは同じ事柄について述べたふたつの語りであるらしいことがわかってきました。それでは、こうしたふたつの語りは、どのような人とのつながりのなかでなされ、またどのようなつながり方をもたらせてくれるのでしょうか。ディスカッションは、このことをテーマに進んでいきました。
 
 たとえば専門的な言葉を用いた語り方は、初対面の人や役所・病院の職員に対する説明としてよく用いるかもしれないといった意見がありました。その場合、とても簡潔に自分の情報を伝えられるかもしれません。その一方で、この語り方では、自分の気持ちを相手に伝え、理解してもらうことは難しそうです。その点、もう一方の語り方は、親しい人を相手に、いろいろと気持ちを語り続けていくことができそうです。このような検討を踏まえながら、人とのつながりと語り方とがとても重要な関係をもっていることについて、皆さんで理解を共有することができました。